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タクミくんシリーズ映画化決定ですっ!!

映画っ!?

実写化かアニメ化か詳細はまだ不明ですが、どっちもイヤじゃあっ!!

しかし。
もし、アニメ化の場合。
今、製作に入っていないと、公開は一年以上先になるでしょう。となると、この段階では決定の告知を出すのが早すぎるのではないかと思います。
予算、時間どちらもアニメの方がたいへんに費やすだろーし。
また、アニメならばDVDという手段があるにもかかわらず“映画”化というのも気にかかる。

となると、実写か。
角川だからね。実写の可能性も大変高いかと思われます。
が、!! 長くシリーズをしている作品だし、実写の方がファンへの抵抗が強いことなど予測の範疇かと思います。はたしてそんなにアブナイ橋を渡るものか・・・・。


詳細がいっさい不明で、映画化決定の告知だけってのが気になります。
もしや、告知後のファンの動向を見測ってからの詳細決定だったりするのでしょうか!? いわば今はリサーチ期間で、反応によってアニメか実写か決めるっ!!みたいな。
いや、しかしそれでは忙しく製作を進めることにはならないだろーか。そんな半端な作りだったらそれこそファンの怒りに油を放り込むようなものだし。

角川ならば、ヘタな仕事はしないと信頼はしています。
がやはりタクミくんは、ごとう先生の柔らかな表現と深みのある心象描写、おおや先生の繊細で軽やかなタッチの挿絵があって、作り出される魅力があるのです。
映像化は、そのどちらも完璧に再現することは難しいと思います。
またリアル(嘘っぽいということでなく。3次元でないという意味)でないからこそ、持ちえるパーツもあるのです。

映像化は、多くの人を魅了する人気作であるから可能なことです。
そういった意味ではとても嬉しい映像化ですが、だからこそ、安易に踏み入ってはいけない境界があります。
そういうことでは、映像化は時期尚早というか、もっと吟味しなくてはいけないことでしょう。

またタクミくんをBLとして扱うことはあまり好ましくないのですが。
最近世の中の風潮が、BL解禁というか ジェンダーの混同や同性愛的な表現を受け入れる流れがあります。
そのこと事態はまあ別にいいのですが、どうもやはり面白おかしいネタとしているような気がします。
花きみだって、実際には女の子ですが男装して男子校で繰り広げる表面的には男同士の恋愛だし、以前ならTVドラマ化は無理があった作品だと思います。
そういったネタがウケルというのは、たしかに最近多いような気がするのです。
そこでのタクミくん映像化ならば、これは私にとって大問題なのです。
腐女子が何を言うっ!! とツッコまれそうですけども。
腐女子は腐女子の自覚を持ってアンダーグラウンドで生息するから許されるのです。

賛否両論ありますが、私は映像化は反対です。

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