ヘタレ

今突然知ったことではありませんが。
私は人間でないものが好きらしい。

友人に本を貸すにあたり、いくつかのお薦め作品をこんな話だよ～と、かいつまんで説明しました。
そしたら出てくる出てくる。
被虐嗜好の女王様吸血鬼だの、俺様プログラムAIだの、ヘタレの人工生命体だの、命を吸い取る植物だの、元は人間だけど武器に見入られちゃったり、取り憑かれてたり、普通でないくらい変態気質だったり…どーしてかメインキャラがこう、偏ってるカンジで。
我ながらちょっとこのラインナップはいかがなものかと疑問を抱いたら、まともな人目人科の主人公の話が出てこないね、って突っ込まれました。
いやいやそんなことはないぞと、タクミくんのすばらしさも熱弁してみました。正味一時間かけて。ほぼ一人語り。会話になってなくてスマン。
う、ゴメン。しかも通話料は相手もちだった……

こんなに自分、タクミくんを読み込んでるのに…っ!!と改めて己のヘタレ加減に落ち込んだ…
日曜日、ごとう先生とおおや先生のサイン会に行ってきた。
が、何にもお話しできなかった……。き、緊張しちゃってっ!!
今回が初めてお会いしたわけではなく、コミケでサインをいただいたりしているのに!!
いっつもまともにお話しできなくて、いっつも後悔して帰ってくるのだけれども…
ああっ!なんでこんなにヘタレなんだ己はっ!!
一時間もひとり語りできるくらいにフォーリンラブな作品なのにぃっ!!
ほんと、おもしろいと思った作品はたくさんあるし、その中でも特に思い入れの強い大好きな作品はいくつかあるけれども。
なければ私の人生もなかったと確信しているのはごとう先生と杉浦先生の作品です。
そこまで愛しているのに、伝える術がわからない…
私の前後に並んだ方々はそりゃもう語りまくっていたのに。
あのバイタリティが私も欲しい…(T_T)